NASA、キュリオシティの火星着陸に向けて準備を開始

自動車 ニューモデル 新型車
キュリオシティの着陸手順
キュリオシティの着陸手順 全 2 枚 拡大写真

 米NASAは30日(現地時間)、火星に向かって飛行中の探査機「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」(キュリオシティ)の着陸に向けての最終準備に入ったと発表した。

 キュリオシティは8月6日に火星に着陸する予定で、最終的な軌道修正や制御ソフトウェアのアップデート、パラメーターの調整などを行なう。キュリオシティは地球を飛び立った時点では制御ソフトウェアが完成しておらず、地球で様々なテストを含む開発が継続され、最新バージョンがこれから送信される。

 従来、火星探査機は風船に包まれた形で地表に落下するエアバッグ方式が採用されていたが、キュリオシティではスカイ・クレーン方式が採用されている。これは、キュリオシティを搭載した母船が地上10メートルでホバリングし、ロープでキュリオシティを吊り下げて地表に下ろすというもの。きわめて難易度が高く、無事に成功するか注目される。

 また、NASAはキュイリオシティ着陸の手順をリアルなCGで紹介する新しい映像をビデオギャラリーで公開した。この映像のナレーションはウイリアム・シャトナー氏が務める。シャトナー氏は米テレビドラマ・映画の「スタートレック」でカーク船長を演じ、今も人気の高い俳優だ。

《山田 正昭@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 日産の小型SUV『キックス』新型、予約販売をブラジルで開始
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る