ドイツのスポーツカーメーカー、グンペルト…破産申請

自動車 ビジネス 企業動向
グンペルト・アポロ エンレイジド(ジュネーブモーターショー12)
グンペルト・アポロ エンレイジド(ジュネーブモーターショー12) 全 3 枚 拡大写真

ドイツのスポーツカーメーカー、グンペルト(GUMPERT)社は8月30日、ドイツの地方裁判所に破産を申請したことを明らかにした。

グンペルト社は2004年1月、元アウディのモータースポーツ部門統括責任者、ローランド・グンペルト氏がドイツに設立。同年、オリジナルスポーツカーの『アポロ』を発表した。

アポロは、宇宙船をイメージしたという独特のフォルムが特徴。その進化形の『アポロスポーツ』は、ニュルブルクリンク北コースにおいて、7分11秒57というラップタイムを記録している。

今回、グンペルト社が破産申請に至った主な理由が、経済情勢の悪化による販売不振。同社によると、とくに中国において、予想していた販売実績が達成できなかったことが大きいという。これにより同社は、資金繰りに窮し、支払い不能に陥った。

破産申請を受理したドイツの裁判所は、グンペルト社の管財人を指名。グンペルト社は新たな出資者を探し、スポーツカー事業の継続を模索していくことになる。同社は「近い時期に、可能性のある投資家と協議を行う」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る