8月の米国ハイブリッド車販売、プリウス 圧勝

エコカー ハイブリッド
トヨタ・プリウス(米国仕様)
トヨタ・プリウス(米国仕様) 全 3 枚 拡大写真
トヨタ自動車、ホンダ、フォードモーター。米国でハイブリッド乗用車をラインナップしている主要3社の、8月ハイブリッド車販売実績がまとまった。

各社の発表によると、8月に米国で最も売れたハイブリッド車は、引き続きトヨタ『プリウス』シリーズで、2万1111台と、2万台超えを達成。8月も前年同月実績に対して2倍以上と、大幅増を維持する。

2万1111台の内訳は、プリウスが前年同月比40%増の1万3311台と、全体の約6割を占有。また、3月に追加された『プリウスc』(日本名:『アクア』)は3428台、『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)はこれに並ぶ3325台を売り上げた。

レクサスブランドでは、『CT』や『GS』、『RX』などを合わせて3560台。前年同月実績に対して10%増と、7月の7.9%増に対して伸び率が上昇する。

ホンダは、『シビックハイブリッド』が前年同月実績に対して、5.5倍の579台と好調。しかし、プリウスとの差は依然、大きい。また、『インサイト』は前年同月比64.5%減の341台、『CR-Z』は47.4%減の392台と、大幅な減少が続く。

フォードモーターでは、SUVの『エスケープ』が新型発売の影響で、前年同月比94%減の34台と、大幅マイナス。一方、中型セダンの『フュージョン』は、前年同月実績の5倍の1071台と好調だ。リンカーンブランドでは、『MKZ』が103.3%増の998台と売れている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  5. 「かっこよすぎて悶える」ホンダ『プレリュード』レーシングカー公開!SNSでは「来年が楽しみ」と活躍に期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る