横浜市とNTTドコモ、モバイルを活用したサイクルシェアを実施中

自動車 ビジネス 国内マーケット
横浜市とNTTドコモが社会実験として実施しているサイクルシェア「baybike(ベイバイク)」
横浜市とNTTドコモが社会実験として実施しているサイクルシェア「baybike(ベイバイク)」 全 7 枚 拡大写真

横浜市とNTTドコモは、社会実験として2011年4月から実施しているサイクルシェア「baybike(ベイバイク)」の利用回数が、8月末までに約7万2000回に達するなど、新しい交通手段として地域に浸透していることを明らかにした。

サイクルシェアとは、レンタサイクルの形態のひとつで、好きなときに好きな場所で、自転車を借りたり返したりできる自転車共同利用サービス。2007年にフランスのパリ市で、velib(ベリブ)というサイクルシェアが導入されるなど、欧米諸国ではすでに都市の顔として定着。近年では、日本でも多くの都市で事業化や社会実験が行われている。

横浜のサイクルシェア「ベイバイク」は、横浜市とNTTドコモが社会実験として行うもので、2014年3月まで実施予定。横浜の人気観光スポット「みなとみらい」「関内」周辺に無人の貸出・返却拠点(サイクルポート)が27か所あり、観光や日常の手軽な交通手段として利用することができる。

ベイバイクは、「サイクルシェア」と「モバイル」の連動を意識し、自転車の予約から、利用、返却、利用後のデータフィードバック(自転車走行距離などのレポート)までを一貫して携帯電話でコントロールすることが可能。また利用者が、走行ルートや消費カロリー、観光スポットなどを楽しめるAndroidアプリの提供も行っている。

登録料金は、ICカード1050円、おサイフケータイ315円(9月末まで登録無料)。利用料金は1日会員プラン525円、月額会員1050円など。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
  4. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  5. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る