韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは10月1日、ラスベガスで10月30日に開幕するSEMAショー12において、『ジェネシスクーペ』の「コスワースCGRSコンセプト」を初公開すると発表した。
SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーの一大イベント。日本のオートサロンとドイツのエッセンショーと並んで、世界三大チューニングカーショーと呼ばれる。
そのSEMAショーに、ヒュンダイは中型スポーツクーペのジェネシスクーペのカスタマイズを提案。ヒュンダイの米国モータースポーツパートナーで、英国の名門、コスワースにエンジンチューニングを依頼した。
そのチューニングの内容は、吸排気系を中心に手を加え、エンジンコンピューターのマネージメントも変更。これらのチューニングにより、3.8リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力389ps/6400rpm、最大トルク44.9kgm/5100rpmを獲得する。これはノーマル比で、41ps、4.1kgmの上乗せだ。
他にも、内外装から足回りまで、ジェネシスクーペのスポーツ性能を引き上げるトータルチューニングを実施する計画。なおヒュンダイモーターアメリカは、コスワースCGRSコンセプトのティーザースケッチを2点、公表している。