GMオペルとプジョーシトロエンが合弁会社設立を検討…フランス経済紙報道

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ゼネラルモーターズ(GM)とPSAプジョーシトロエングループは、GM子会社のオペルとPSAが合併を検討していることが明らかになった。

フランスの経済紙トリビューヌが報じた。

GMとPSAは今年2月に資本提携することで合意、車台の共通化などを進めている。

今回、提携関係を一歩進め、GMの欧州事業部門であるオペルとPSAの自動車部門を統合するため、折半出資の合弁会社の設立を検討していると報じている。

両社は、PSAへのオペルの売却、GMによるPSAの買収、GMとPSAによる合弁会社設立などを協議している模様。

PSAは欧州経済危機の影響で業績が悪化、2012年6月中間期は8億1900万ユーロの当期赤字を計上した。経営再建に向けて工場閉鎖やフランス国内で8000人の人員削減計画を発表したが、雇用確保を掲げるフランス政府がこれを批判するなど、リストラもうまく進んでいない。

GM傘下のオペルも業績が低迷、人員削減を含めたリストラ策を模索している。

一方、PSAの大株主であるプジョー家は、オペルとの経営統合については否定的と見られ、経営統合には障害も大きいと見られる。

《レスポンス編集部》

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