マツダの山内孝社長は10月31日の決算発表で、中国での今期の販売計画を期首時点から8万5000台下方修正したと明らかにした。営業損益段階で下期に「100億円くらいの悪化影響になる」という。
マツダは当初、今期の中国販売を25万5000台(前期比14%増)とする計画だったが、8万5000台少ない17万台に下方修正した。山内社長によると、10-12月期で前年同期比4割減、2013年1-3月期は同2割減と見込んでいるという。
この影響から、マツダは31日に今期の連結営業利益予想を50億円下方修正した。中国での悪化分との差額50億円について山内社長は、「CX-5や近くグローバル投入する新型マツダ6(日本名アテンザ)の拡販でカバーしていく」と述べた。