10月のホンダ米国新車販売、8.8%増…アコード 新型が牽引

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北米向け新型ホンダ アコード
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは11月1日、10月の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は10万6973台。前年同月比は9月の30.9%増から鈍り、8.8%増となったが、6か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、新型『シビック』が2万0687台を販売し、前年同月比は27.9%増と引き続き好調。これを上回ったが、『アコード』(日本名:『インスパイア』)。9月半ばに新型を発売した効果で、前年同月比25.5%増の2万8349台を売り上げる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の新型『CR‐V』が、2万0205台を販売。ただし、前年同月比は4.5%増と、9月の13.6%増から鈍化した。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、6.7%減の9712台とマイナスに転じた。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比3.8%減の2560台と、3か月ぶりの前年実績割れ。『TSX』も47%減の1577台と、4か月連続のマイナスだ。SUVの2車は好調で、新型を発売した『RDX』が62.9%増の2959台。『MDX』も2.2%増の3771台と堅調だ。

ホンダの2012年1-10月米国新車販売は、前年同期比22%増の117万3431台。アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長は、「新型アコードが売れている。2012年の年間販売は、着実な結果を残すだろう」と語っている。

《森脇稔》

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