10月の中国新車販売、5.3%増…日系メーカーは大幅減

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中国汽車工業協会は10月9日、中国における10月の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は160万6000台。前年同月比は5.3%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

160万6000台のうち、乗用車は129万8900台。前年同月比は6.4%増と、プラスに転じる。

日系メーカーの10月中国新車販売は、日産が前年同月比40.7%減の約6万4300台と落ち込んだのをはじめ、トヨタが44.1%減の約4万5600台、ホンダが53.5%減の2万4115台、マツダが45%減の9511台、三菱自動車が75%減の1287台となるなど、9月に続いて、軒並み大幅な減少。

一方、フォルクスワーゲングループと中国乗用車販売でシェア1位を争う米国の自動車最大手、GMは10月としては中国で過去最高の25万1812台を販売。前年同月比は14.3%増と、9か月連続で前年実績を上回った。

上海汽車との合弁の上海GMでは、シボレーブランドが5万4660台を販売し、前年同月比は8.3%増と、3か月連続で増加した。小型セダンの『クルーズ』が、前年同月比4.6%増の2万0690台と牽引。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、14.9%増の1万8385台でこれに続いた。

中国の2012年1‐10月新車販売台数は、1569万8100台。前年同期比は3.6%増とプラスを維持している。

《森脇稔》

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