【ホンダ N-ONE 試乗】軽の制限を物ともせず、はつらつスタイル…島崎七生人

試乗記 国産車
ホンダ・N-ONE
ホンダ・N-ONE 全 6 枚 拡大写真

「軽ではなくスモールカーを作りたかった」(デザイン開発室 1スタジオ・石川孝夫さん)という『N-ONE』。設計要件からドアガラスがカーブさせられない等、軽のキツい制約の中、最大限にハツラツとしたスタイルに仕上げられたと思う。

【画像全6枚】

とくに並べるとポール・スミスの色使いのようなカラフルなボディ色は全11色と豊富で楽しげ。2トーンもあり選び甲斐がある。赤/黒の人気が高いという。 

室内もインパネがガンダムチックでないのがいい。小柄なドライバーのドラポジで後席に座ると、膝前に初代iPadの縦が楽々楽入る余裕があるほど。シートの出来は前後ともまずまず、ベンチ式の前席のホールド性にも不満は感じない。ワンアクションで畳められる後席は、段差や傾斜のない、文字通りフルフラット状態が作り出せる。床面の高さは大人の膝程度で、低く重い荷物の積む込みもやりやすそうだ。

動力性能は静かに走らせるならNAでも十分。しかしターボなら、ここというところで意思どおりの加速が効き、ストレスなく走らせられる。ステアリングは適度な重さあり、乗り心地はNA、ターボともに、想像するよりゴツつかずスムースな印象。

年齢を問わず乗降が楽な高さにセットされたシートもいい。運転席からフェンダー(左右の盛り上がり)が視認できることでも、N-ONEの親切設計ぶりが感じられる。

『N360』のフロントグリルを模したデカールなど、MINIやフィアット『500』にも負けない豊富な純正オプション、用品も見逃せない。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 光岡自動車、ノア / ヴォクシーの新型搬送車発売…機能を絞って
  2. スズキ『ジムニー』の丸目が進化!? 2027年以降、大幅改良でどう変わる
  3. ホンダ『ZR-V』の顔が大胆に変わる!? 2028年、大幅改良の進化ポイントは
  4. パナソニック ホールディングス・人事情報 2026年10月1日付
  5. ダムドの『ハスラー』『エブリイバン』向けカスタムキット、MC後全グレードに対応 フォグランプベゼルキットも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  3. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る