三光汽船の関係会社6社が破産申請…負債合計46億円

船舶 企業動向
三光汽船(webサイト)
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東京商工リサーチによると、MERIDIAN BULKSHIP LIMITEDほか、三光汽船の関係6社が11月21日に東京地裁から破産開始決定を受けていたことが判明した。

破産開始の決定を受けていたのは、「MERIDIAN BULKSHIP」「MELODY BULKSHIP」「CENTURY BULKSHIP」「CONCORD BULKSHIP」「COURAGE BULKSHIP」「VENUS BULKSHIP」の6社。 6社とも三光汽船の関係会社。リベリア事業会社法に基づいて設立され、船舶所有を目的としていた。申立時点で確定している債権者に対する負債は6社で合計46億2000万円。これ以外に金額の未確定分があり、総額はさらに膨らむ見込み。

三光汽船は7月2日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し経営破綻。その時点では、上記6社はまだ船舶を所有しておらず、国内造船会社から船舶を買い取る予定となっていた。また、三光汽船の会社更生手続が行われている中で6社の船舶の必要性が薄れ、6社は10月10日に三光汽船の本社同所に営業所を設置したうえ、総合的な判断として今回の措置となった。

同様の措置となったリベリア事業会社法に基づき設立された三光汽船の関連会社は、10月25日に破産開始決定を受けた「PEARL BULKSHIP」(負債総額23億3056万円)に続き、累計7社となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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