JAL、アジアから初の直行便 成田~サンディエゴ

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来賓によるテープカット
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 2日、JALは成田空港から米国サンディエゴまでの直行便の初便就航を記念してセレモニーを行った。サンディエゴには、これまで日本やアジアからの直行便はなく、同日17:10成田発JL066便が初便となった。

 サンディエゴ便には、最新鋭のB787-8型機が就航し、週4便ほどの運行が予定されている。また、アメリカン航空とのコードシェア便も予定されており、2013年3月には週7便の運行となるという。セレモニーでJAL会長の大西賢氏は「サンディエゴ便は、運行距離の関係からB787でなければ実現しえませんでした」と述べ、その就航意義として、サンディエゴ周辺にはバイオ、情報通信、医療関係などの産業が発展しており、日本やアジアからのビジネスニーズにも応えるものだと説明した。加えて「サンディエゴは、雨が少なく、全米一と名高いコロラドビーチなどリゾート施設や観光資源も充実しています」と、観光ニーズの掘り起しへの期待も寄せていた。

 その後、来賓として成田市長 小泉一成氏らの祝辞が述べられ、テープカットセレモニーに移った。セレモニーには、成田市のご当地キャラ「うなりくん」、成田空港のマスコット「くーたん」も応援に駆けつけていた。

 なお、同便には期間限定の特別機内食サービスも予定されている。特別メニューには、サンディエゴと国境を接したメキシコの料理や、佐世保バーガーやAIR吉野家などが用意されるそうだ。

 サンディエゴへの直行便は、日本からだけでなく、アジア地域からも初となるもので、アジア新興国からの利用者も見込める。発着30万回をめざす成田空港としては、ハブ空港化にはずみをつけたいところだ。

JAL、日本・アジアから初の直行便となる成田~サンディエゴ便就航

《中尾真二@RBB TODAY》

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