【NICTオープンハウス】地上デジタル放送の空きチャンネルを使った無線LAN

自動車 テクノロジー ネット
地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANの実験を行っている。
地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANの実験を行っている。 全 6 枚 拡大写真

インターネットの接続を「可能なかぎり速く、そして安定した状態で」と願う人は多いが、情報通信研究機構(NICT)は地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANのアクセスポイントを研究している。

これは無線LAN(WiFi)で使用している2.4GHz帯に加え、「ホワイトスペース」と呼ばれる「地上デジタル放送で使用していない周波数」を用い、無線通信を安定化させる技術だ。

2.4GHz帯は他の通信であるとか、電子レンジなどの影響で通信速度が低下したり、リンクが切れることもあるが、地上デジタル放送の電波はテレビ放送以外に使用していないので、そうしたことはない。

空きチャンネルを使うことが前提となるが、これは地域によって異なるために、地域に応じて使用するチャンネルの設定が必要になる。一般的な無線LANと同様の帯域を得るためには4チャンネル程度が必要だが、チャンネルは連続していなくても問題ないという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  3. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る