【日産 シルフィ 発売】現調率35%の日本製

自動車 ニューモデル 新型車
シルフィを発表する志賀俊之COO
シルフィを発表する志賀俊之COO 全 3 枚 拡大写真

3代目で車名を『シルフィ』に刷新した新型車は、追浜工場(神奈川県横須賀市)で生産している。モデルサイクル平均での国内販売は月600台という少量生産だ。生産が先行したタイと中国の現地工場からの大胆な部品導入で、「国産」を維持した。

【画像全3枚】

開発責任者の田川博英チーフ・プロダクト・スペシャリストによると、日本で生産・調達する部品はエンジン、ミッション、バッテリーなどでその比率は35%程度。パネル部品の一部についても海外工場から供給を受けているという。現状では追浜で輸出向けは生産しておらず、シルフィの全量が国内向けだ。

志賀俊之COOは「タイで完成車にして持ってくれば簡単だけど、それでは日本に何も残らないし、追浜の稼働率も上がらない」と、仮に日本の現調率が低くても国内工場での生産にこだわったと強調する。そのうえで「これは新しいカタチで日本のモノづくりを守るひとつの考え方」と話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  3. ホンダのアドベンチャー・スクーター『ADV160』とその実力は?…10月のモーターサイクル記事ベスト5
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る