矢崎総業、コッコンの工場が操業開始 カンボジア

自動車 ビジネス 企業動向
矢崎総業、コッコンの工場が操業開始 カンボジア
矢崎総業、コッコンの工場が操業開始 カンボジア 全 1 枚 拡大写真

自動車部品メーカーの矢崎総業(YAZAKI)は、コッコンのSEZ(経済特別区)に設立した乗用車の電子機器・部品工場を12月17日にスタートさせる。

カンボジア総研チーフエコノミストの鈴木博氏は今回の投資について、カンボジアのメリットをもっとも活かした例だとしている。労働集約的な製品にとって安価な人件費は重要であり、バンコク―ホーチミンシティの間という立地の良さは輸送コストと時間を節約できるためだ。

「YAZAKIは、成長を続けるカンボジアと、日本の企業間の"WIN-WIN"関係のベストな例。多くの雇用を生み出すと同時に、カンボジアの輸出品・輸出先の多様化に貢献するだろう」(同氏)

自動車産業では昨年、小型・中型車メーカーのMinebeaが6000万ドルを投資し、工場の操業を開始している。

日本大使館によると、昨年の日本からカンボジアへの投資額(全産業)は、2010年の3500万ドルから2011年は7500万ドルにまで増加している。

《クロマーマガジン編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る