スバル、AWD 40周年…ハイブリッドAWDの市場導入視野

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富士重工業は、AWD(All-Wheel Drive)を初めて量産車に搭載した『スバル レオーネ エステートバン4WD』を1972年に発売してから2012年で40周年を迎えた。

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40年間AWDの技術開発を進めてきて富士重工業は2012年に、新型クロスオーバーSUV『XV』や新型『フォレスター』を発表した。

現在のスバル SYMMETRICAL AWDの原点となる「レオーネ4WD」は、FWD 5MT仕様にトランスファーをドッキングした直結式4WDを採用した。スバル技術本部榊山隆三氏はこれに対し「この機構からほとんど変わっていません。これを熟成しているということが我々AWDの設計の全てです」と言う。

また将来技術に関して榊山氏は、「AWDシステムの更なるロス低減によって車の特長としていきたい。それからクラウド情報等を用いて、道路環境を事前に検知し、最適なAWD制御を開発していきたいですね」とした。

その他、「電動化AWDの研究開発として、新しい感覚の操縦安定性とモーターによる出力レスポンスの向上が実現出来ると考え研究しています。高効率な駆動系、モーターを使うことによって実装密度の高い駆動系ができますので、広い室内を提供出来るのではないかと考えています」と話した。

《太宰吉崇》

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