一時給付金、来年1月15日に給付開始へ 教育補助金&単身者補助も

エマージング・マーケット 東南アジア

【クアラルンプール】 低所得者向け一時給付金「1マレーシア・ピープルズ・エイド(BR1M)」の第2弾、「BR1M2.0」の給付が、2013年1月15日に開始される。華字紙「星洲日報」が報じた。

「BR1M」の時と比べ、10%増の470万世帯が受給できるようになる。
小学1年生から中学5年生(高校2年生に相当)までを対象にした100リンギの教育補助金の支給、月収2,000リンギ以下の21歳以上の単身者に対する250リンギの補助金支給も同時に行う。教育補助金の受給対象者は540万人、単身者向け補助金は同200万人とみられる。これら3つの補助金は、9月28日にナジブ・ラザク首相が発表した2013年度予算案に盛り込まれていた。

これら3つの補助金以外にも、大学生を対象とした250リンギの図書券、月収3,000リンギ以下の21—30歳向けのスマートフォン購入補助などの支給も行う予定で、政府が近く給付時期を発表する見通し。図書券受給対象は130万人いるとみられ、高等教育省は来年2月の交付開始を予定しているという。
これらの補助金受給対象者は全国に延べ1,210万人いるとみられ、所得に応じ100リンギから500リンギを受け取ることができる。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  6. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  7. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  8. マツダ『ロードスター/RF』の乗り心地とコーナリング性能を向上、ブリッツの全長調整式車高調「DAMPER ZZ-R」
  9. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  10. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る