トヨタ自動車は、『クラウン』(ロイヤルシリーズ、アスリートシリーズ)をフルモデルチェンジし、12月25日より販売を開始した。
14代目となる新型クラウンは、原点に立ち返り、クラウンの本質である優れた乗り心地や高い静粛性を磨き上げたうえに、現代においてクラウンに求められる要件を積み上げていくことを念頭に置き開発。
新型車では、新世代直噴技術D-4S採用の2.5リットル直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと、高トルクモーターを組み合わせた新開発FR専用ハイブリッドシステム搭載モデルを設定。V6・3リッター車に匹敵する高出力と、23.2km/リットル(JC08モード)を両立している。
エクステリアは、水平基調の伸びやかな低重心の基本骨格と躍動感を両立したサイドビュー、王冠をモチーフとした迫力あるフロントフェイスが、クラウン独自の個性を強調。
インテリアは、日本の美意識をいかした造形や手工芸品の趣がある質感を表現する一方、対照的な、先進のトヨタマルチオペレーションタッチを採用。伝統と革新が融合したモダンな室内空間を表現している。
また、アダプティブハイビームシステムやパノラミックビューモニターなどの安全確認を支援するシステムや、改良型のプリクラッシュセーフティシステムなどの衝突被害軽減システムを設定している。
価格はロイヤルシリーズが353万円から536万円。アスリートシリーズが357万円から575万円。