ヘール・ボップ彗星、2013年に太陽系内へ

宇宙 エンタメ・イベント
Comet Hale-Bopp
Comet Hale-Bopp 全 1 枚 拡大写真

1995年7月にアメリカのアマチュア天文学者、アラン・ヘールとトム・ボップによって発見されたヘール・ボップ彗星が、周りにあるどの星よりも明るくなった。

この彗星は明るい大都市の照明の上でも視認することができる。ただし大都市の明かりから離れた場所では、より壮観なショーを見せてくれる。

12月23日に撮影されたこの彗星の画像は、イタリアのコルチナ・ダンペッツォを囲むドロミーティ山群にあるヴァル・パローラ峠で撮影された。

青いイオンの尻尾は彗星の中心核からのイオンから成り、太陽風によって押し出されている。白い塵の尻尾は、彗星の背後を周回する太陽からの太陽光の圧力によって押し流される、中心核からのより大きな塵の粒子から構成される。

これまでの観測でヘール・ボップ彗星の中心核の回転は、約12時間に1回と判明している。ヘール・ボップ彗星の最高の明るさを超える別の彗星は、来年に太陽系内にやって来ることが予想されている。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る