【AMA スーパークロス 第2戦】450SXクラスはルーキーのジャスティン・バルシアが初の栄冠

モーターサイクル エンタメ・イベント
ジャスティン・バルシア
ジャスティン・バルシア 全 6 枚 拡大写真

AMAスーパークロス第2戦はアリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドで開催され、ホンダ/マッスル・ミルクのジャスティン・バルシア(ジョージア州)が、彼のキャリア初となる450SXクラスでの勝利を手にした。

ルーキーのバルシアはスタートから果敢なアタックでホールショットを奪い、先週の勝者のデビ・ミルサップスが2番手、ツー・ツー・モータースポーツのチャド・リード(オーストラリア)が3番手と続いた。ディフェンディング・チャンピオンのライアン・ビロポトは第1ラップでスピンアウトして4位から8位と順位を落とした。

ホンダ/マッスル・ミルクのトレイ・カナードが第11ラップでリードをかわして3番手につけ、さらに第14ラップでミルサップを追い抜いて2番手を確保した。ビロポトは彼のモンスター・エナジー・カサワキを操り、第13ラップで4番手まで巻き返し、第15ラップにはミルサップをかわして3位の表彰台位置につけた。

カナードとビロポトは数ラップに渡って激しいバトルを繰り広げたが、最終ラップでカナードがクラッシュし、ビロポトに先行されると共にミルサップスとリードにもパスされてしまった。

レースはバルシアが終始トップを走ってそのまま1位でゴールし、ビロポトが2位、ミルサップスがシーズン・ポイントのリードをキープする第3位という結果に終わった。

「どれだけエキサイトしているか、言葉で表せない。」「こんなに早く勝てるとは思わなかった。スムースな走りを保ったが、トラックはとても滑りやすかった。自分にとって素晴らしい夜になった。」と勝利したバルシアは興奮しながら語った。

ジャスティン・バルシアは昨シーズン250SX東地区のチャンピオンとなり、今期から450SXに挑戦している。昨年は違う地区で戦った為、西地区のトラックは全て初めての経験となるが、安定した走りで強さをアピールした。

尚、日本から参戦の成田亮選手は、前回に続きヒートレース進出を逃した。

モンスター・エナジー・スーパークロスは、次週の土曜日の夜(1月19日)にカリフォルニア州のエンジェル・スタジアムで第3戦が催される予定。

450SXクラス第2戦結果

1.ジャスティン・バルシア(ホンダ)
2.ライアン・ビロポト(ホンダ)
3.デビ・ミルサップス(スズキ)
4.チャド・リード(ホンダ)
5.トレイ・カナード(ホンダ)

450SXクラスシーズン累積ポイント

1.デビ・ミルサップス(スズキ)-45
2.ジャスティン・バルシア(ホンダ)-39
3.トレイ・カナード(ホンダ)-38
4.チャド・リード(ホンダ)-36
5.ライアン・ダンゲイ(KTM)-33

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る