【東京オートサロン13】クラリオン、ソーラー充電可能なフルデジタルスピーカーを展示

自動車 ニューモデル モーターショー
ポータブル型のフルデジタルスピーカー、クラリオン『ZP1』
ポータブル型のフルデジタルスピーカー、クラリオン『ZP1』 全 4 枚 拡大写真

車載用のフルデジタルスピーカーシステム『01DRIVE』シリーズをインストールしたデモカーをオートサロンのブース内に持ち込んでいたクラリオンだが、一角にはもうひとつのデジタルスピーカーが展示されていた。それがポータブルタイプの『ZP1』だ。

これはスマートフォンやタブレット、ポータブルオーディオとブルートゥース接続して使うもので、左右に加えてセンターをあわせた3つのフルデジタルスピーカーを備えている。スピーカーの指向性は強く、1人で音楽を楽しむときに使うようなパーソナル用途に特化したものだという。

本体にはソーラーパネルを備えており、太陽光による充電も可能となっている。開発段階では搭載予定が無かったが、クラリオン本社の真横にあるさいたまスーパーアリーナに東日本大震災の被災者が一時避難している状況を見て、「こうしたスピーカーは非常時の使用も考えなくてはいけない」と判断。そこから一転して搭載を決めたそうだ。低電圧駆動が可能なデジタルスピーカーだからこそ成し得た機能でもある。

また、電源OFF時には内蔵バッテリーからUSBを通してスマートフォンへの充電もできるため、ソーラー充電器としての活用もできる。

畳んだときのデザインは単行本のようにも見えるが、これは女性デザイナーの案が採用されており、良い意味でスピーカーらしくないデザインも特長のひとつとなっている。

《石田真一》

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