カーシェアユーザー、一番人気は プリウス…カレコ調べ

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カーシェア入会後の生活の変化
カーシェア入会後の生活の変化 全 4 枚 拡大写真

三井物産100%出資のカーシェアリング・ジャパンは、「カーシェアの利用目的、人気のクルマ」についての調査を実施。その結果を発表した。

調査は、同社が運営するカーシェアリング・サービス「カレコ・カーシェアリングクラブ」の個人会員を対象に2012年11月2日から11日にインターネットアンケートを実施、1126人の回答を得た。

カーシェア入会後の生活の変化については、「遠くまで出かけるようになった」(33.7%)、「外出する機会が増えた」(23.5%)と、クルマがあることで、行動範囲の拡大や意欲の高まりが見られるようになった。

カーシェアの利用頻度については、月1回以上クルマを利用する割合は65.3%と、カーシェア入会前の月1回以上レンタカーを利用する割合31.7%に対し、2倍以上の数値となっている。カーシェアならではの「自宅近くで借りられる」「短時間利用OK」「24時間貸出・返却可能」という特徴が、レンタカーとは異なるクルマ利用ニーズを喚起していると考えられる。

カーシェアの利用目的については、「レジャー・ドライブ(日帰り)」「買い物」「旅行(宿泊有)」がトップ3。特に半数近くの会員が「レジャー・ドライブ(日帰り)」で利用した経験を持つ。買い物は「まとめ買い」や「大型・重量商品」など荷物が多い場合に利用されているケースが目立つ一方、日常的な買い物にも利用されていることが伺える。

人気のクルマついては、『プリウス』が39.6%でトップ。5位にランクインした『プリウスPHV』と合わせて環境性能の高いクルマが会員からの評価を集めている。2位から4位は『ヴィッツ』『ノート』『フィット』と各メーカーを代表するコンパクトカーが続いている。

シェアしてみたいクルマのタイプでは、「SUV/RV」「セダン」「ミニバン(7〜8人乗)」がトップ3。幅広い車種に対するニーズがあることが分かる。また、「超小型電気自動車(2人乗り)」も8人に1人がシェアしてみたいと回答しており、一定の関心があることが分かる。

《纐纈敏也@DAYS》

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