【オートモーティブワールド13】秋田県で実証試験中のEV路線バスを展示

エコカー EV
いすゞ『エルガ・ミオ』をベースとした試験車両。天井部には補機充電用の太陽電池パネルを装備。もちろん秋田県内の企業が提供。
いすゞ『エルガ・ミオ』をベースとした試験車両。天井部には補機充電用の太陽電池パネルを装備。もちろん秋田県内の企業が提供。 全 6 枚 拡大写真

東京アールアンドデーは、オートモーティブワールド13の会場で、同社が秋田県産業技術センターなどと共同で開発しているEVバスの展示を行った。いすゞ製の大型路線バス車両『エルガ・ミオ』をベースとしたもので、秋田県内の企業が装備品を提供している。

【画像全6枚】

この車両は「あきたEVバス実証コンソーシアム」が昨夏から秋田市内でテストを開始したもの。UQM社製のモーターと、エナデル社製のリチウムイオンバッテリーを採用しており、航続距離は約36km。短い距離を走行し、高い頻度で充電を行うという運用は、他の地域でも試験が行われているEVバスと同様だ。バッテリーの長寿命化を図るには、この運用方法が適切だという。

バスには秋田県内にある企業が提供したパーツ類が数多く搭載されており、EVバス普及による産業振興も同時に狙っている。

冬の寒い時期…ということや、寒冷地である秋田県を走るということで気になってくるのは暖房装置だが、このバスには燃焼式のヒーターが搭載されており、電気を使うことはないそうだ。このヒーターはバイオ燃料で動いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  2. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
  3. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  4. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  5. 新型トヨタ『RAV4』にモデリスタ、「アーバン」と「ラギッド」の2スタイルでカスタマイズ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る