試作開発専門のJMCは、2月12日より新入社員への技術教育を目的とした「レーシングカートプロジェクト」を始動する。
同社は、先端の光造形技術と伝統の鋳造技術を融合した革新的なモノづくりを強みとして、自動車用部品からアミューズメント機器まで幅広い業界の試作品や少量量産品を手がけてきた。
今回始動するプロジェクトは、2000万円の開発費を投入し、同社の鋳造技術を凝縮した最高品質の部品と軽量マグネシウムなどの特殊材料を用いて、JMCオリジナルのレーシングカートを創り上げるというもの。プロジェクトは同社新入社員が主要メンバーとなって牽引する。
同社では、レーシングカート製作を通して、技術力とノウハウのすべてを新入社員に理解してもらうほか、社外に対してもレーシングカートプロジェクトのプロセスを共有し、製作過程と同社の技術を可視化していく予定だという。