デイトナ2012年決算、店舗閉鎖などの影響で小売事業低迷、減収・営業減益

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デイトナが発表した2012年12月期の連結決算は、経常利益が前年同期比4.6%減の2億5700万円と減益となった。

売上高は同3.7%減の58億7900万円と減収だった。国内拠点卸売事業の業績は、ツーリング関連用品が好調で順調に推移したものの、小売事業で昨年3月に多摩店が店舗移転に伴う休業と店舗面積の縮小、昨年7月には千葉湾岸店が閉店となったため。アジア拠点卸売事業も二輪車メーカー向けOEM出荷が低調だった。

営業利益は減収の影響で、同17.5%減の2億6500万円となった。

当期純利益は、子会社が多摩店の公的収用に伴う補償金と、千葉湾岸店の閉鎖補償金を特別利益として計上、同79.1%増の2億8500万円と大幅増益となった。

今期の業績見通しは売上高は国内拠点卸売事業で売れ筋商品の拡販、新商品投入などを計画するが、同2.0%減の57億6000万円と減収となる見込み。

営業利益は、値引き販売の抑制など、利益率の改善を推進する効果で同29.0%増の3億4200万円、経常利益は同28.3%増の3億3000万円と増益を予想する。当期純利益は同30.0%減の1億9900万円を予想する。

《レスポンス編集部》

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