荒川電車営業所が譲渡・静態保存される7008号車の撮影会を実施

鉄道 エンタメ・イベント
東京都交通局 都電荒川線 7008号車
東京都交通局 都電荒川線 7008号車 全 12 枚 拡大写真

東京都交通局荒川電車営業所は17日、昨年末引退した7008号車のミニ撮影会を開催。現役時代の広告ラッピングなどがはがされた7008号車は、再塗装され美しい車体となってファンの前に自走で登場した。

【画像全12枚】

1955(昭和30)年に製造された7008号車は、もともと丸みを帯びたボディと1灯のヘッドライトの車体で活躍していたが、ワンマン化対応に向けて1977(昭和52)年にアルナ工機製の新造車体に更新。角ばったボディ、2灯ヘッドライト、前面一枚窓のスタイルで、昨年末まで荒川線を走っていた。

同営業所は今後の7008号車について「大田区の公園へ譲渡されて静態保存される予定で、所内の車両整備部門などが主体となってお色直しを施してファンの前に披露した」と話していた。

同局が2010年2月に発表した「経営計画ステップアップ2010」には、「老朽化した7000形車両1両を新型車両に更新します。更新車両は、ユニバーサルデザインに配慮し、誰もが利用しやすい車両とします」と記されていることから、今後、この7008号車に代わる新型車両の登場も考えられる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  2. カモフラもすごいが車内も衝撃!? 最新メルセデスベンツ『Sクラス』はハイパースクリーンを採用
  3. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  4. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  5. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る