港湾での津波避難対策を検討へ…国交省

船舶 行政
国土交通省資料
国土交通省資料 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は28日、港湾での津波避難対策を検討するための検討委員会を設置し、初会合を開く。

港湾は、津波が発生した場合に浸水のおそれが高く、安全で迅速な避難への対応が強く求められる。このため検討委員会では、港湾管理者や港湾所在市町村が津波避難計画などを作成する際に参考となるガイドラインを今夏頃までにとりまとめる。

港湾は産業・物流機能が集積しているほか、観光などで海上交通を利用する人も含め多くの人が活動しており、例えば川崎港臨港地区の従業員数は約5万人にのぼる。

また、地震時には埋立地盤上の液状化や火力発電所などの危険物を取り扱う施設の安全性にも留意する必要がある。

検討委員会では、港湾での津波避難施設の設計指針を策定するためのWGも設置し、平行して検討を進める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る