4日間飛び続けられる無人機、ファントム・アイが2回目の飛行テストを完了

航空 テクノロジー
ファントム・アイの飛行テスト
ファントム・アイの飛行テスト 全 6 枚 拡大写真

ボーイングは2月26日、液体水素を燃料とする無人飛行機の『ファントム・アイ』が、2度目となる飛行テストを2月25日に完了したことを発表した。

カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地内にあるNASAのドライデン・フライト・リサーチ・センターで行われたテストの間、ファントム・アイは8000フィート(約2438m)上空まで上昇し、62ノットのスピードを維持しながら66分間の飛行を行った。

ボーイングは1回目の飛行テストの後、航空機の着陸装置を含むソフトウェアとハードウェアのアップグレードを行い、今回のテストでは完璧な着陸に成功した。

ファントム・アイは液体水素を燃料として使用するため、その推進システムから輩出されるのは水だけ。環境に対する影響を考慮した無人飛行機で、この試験機は450ポンドの貨物を運び、6万5000フィート(1万9812m)の高度で最大4日間飛行できる性能を持つ。

《河村兵衛》

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