ルネサス、低遅延処理に対応したマルチフォーマットビデオコーデックハードウェアIPを開発

自動車 ビジネス 企業動向
LSI(イメージ)
LSI(イメージ) 全 2 枚 拡大写真

ルネサス エレクトロニクスは、低遅延処理に対応したマルチフォーマットビデオコーデックハードウェアIPを開発、4月よりサンプル出荷を開始すると発表した。

新ハードウェアIPは、ハイビジョン画像等に対応した車載情報端末やスマートフォン、タブレットなどのモバイル機器、および産業機器等向けに開発。車載エンタテインメントシステムのリアシートディスプレイへのワイヤレス伝送やテレビ会議システムなど、映像のリアルタイム伝送に適した最小1msの低遅延処理の実現する。

また、マルチフォーマット対応の拡充としてWEBサービスでの展開が期待されるVP8動画コーデックのエンコード機能に対応したほか、従来比2倍となるフルHD解像度(1920×1080)の60フレーム/秒のエンコード・デコード処理を実現する。

加えて、同社モバイル向け従来SoC搭載IPと同等レベルのハードウェア規模・低消費電力や、128ビット幅の広帯域データバスへの対応、Androidモバイルテクノロジープラットフォーム等が採用する画像フォーマットの対応等を実現。これらの特長により、様々なアプリケーションで用いられるビデオエンコードおよびデコードを単一ハードウェアで処理することができ、高いコストパフォーマンスを提供する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. まるでスポーツカー、アキュラの新型SUV『RSX』世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る