【AMAスーパークロス 第10戦】ビロポトが3度目のデイトナ勝利、ポイントリーダーに

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デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ
デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ 全 7 枚 拡大写真

AMAスーパークロス第10戦は3月9日にフロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにて行われ、モンスター・エナジー・カワサキのディフェンディングチャンピオン、ライアン・ビロポトが手堅く勝利をつかんで累積ポイントでミルサップスを抜き、トップに立った。

450SXクラス決勝の第4ラップで、ビロポトはKTMのライダー、ケン・ロクゼンを交わし先頭に立つと、そのまま快走して2位以下に5.287秒の差をつけて20ラップを完走した。

ビロポトのこの3度目となるデイトナの勝利は、ボブ・ハンナー、マイク・キドラウスキー、ジェレミー・マクグラス、チャド・リードといった歴代のライダー達と肩を並べることとなった。ちなみにデイトナではリッキー・カーマイケルが5勝、ジェフ・スタントンが4勝を飾っている。

ビロポトに続く2位にはKTMのライアン・ダンジー、3位にはホンダのジャスティン・バルシアが入賞し、このレースまでポイントリーダーだったデビ・ミルサップスは先週の事故での負傷(膝)の影響で10位に終わった。

「デイトナはとてもユニークなレース場だ。そこで勝利するのは素晴らしいことで、他のレースとは一味違う感じだ。ここで勝つということは、ベストライダーの一人であることを証明する。時々思ったとおりに行かないこともあるが、上出来だった。」と歴代有名ライダーと肩を並べることになったビロポトは満足気に語った。

尚、AMAスーパークロス第11戦は3月16日に、インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムで開催される予定である。

450SXクラス第10戦結果

1.ライアン・ビロポト(カワサキ)
2.ライアン・ダンジー(KTM)
3.ジャスティン・バルシア(ホンダ)
4.イライ・トマック(ホンダ)
5.チャド・リード(ホンダ)

450SXクラスシーズン累積ポイント

1.ライアン・ビロポト(カワサキ)-202
2.デビ・ミルサップス(スズキ)-200
3.ライアン・ダンジー(KTM)-188
4.トレイ・カナード(ホンダ)-163
5.チャド・リード(ホンダ)-163

《河村兵衛》

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