2月のインド新車販売、15%減…3か月連続のマイナス

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire 全 2 枚 拡大写真

インド自動車工業会は3月11日、インド国内の2月新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、29万4872台。前年同月比は15%減と、3か月連続で前年実績を下回った。

29万4872台のうち、乗用車は22万6484台。前年同月比は17%減と、3か月連続のマイナスだ。商用車も6万8388台にとどまり、前年同月比は11%減と、4か月連続で前年実績を割り込む。

メーカー別では、インド市場で4割のトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが2月、インド国内で9万7955台を販売。前年同月比は9%増と、6か月ぶりに前年実績を下回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で8万3865台を販売。前年同月比は10.9%減で、3か月ぶりに前年実績を割り込む。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』は、21.6%増の1万8316台と、引き続き大幅増。

また、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に発売した効果が出て、合計で5957台を販売。前年同月実績に対して、およそ26倍もの高い伸び率を示している。

《森脇稔》

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