2月の米PHV販売、ボルト が プリウス を3か月連続でリード…フォードPHVも本格参戦

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォード C-MAXエナジー
フォード C-MAXエナジー 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車が2012年4月、米国での納車を開始した『プリウスPHV』。一方、GMが2010年末に発売したプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。両車の米国における、2013年2月の販売結果がまとまった。

これは、両社が公表した2月の米国新車販売のデータから明らかになったもの。それによると、ボルトの2月の販売実績は1626台。ボルトは2012年春以降、5月1680台、6月1760台、7月1849台、8月2831台、9月2851台、10月2961台と、右肩上がりの販売が続いていた。

しかし、2012年11月は1519台と落ち込み、12月は2633台と回復。2013年1月は、前年同月比89%増の1140台と大きく伸びた。2月実績の1626台も、前年同月比は59%増と大幅増を維持している。

対するプリウスPHVの2013年2月販売台数は、693台。同車の米国販売は、2012年5月に1086台と増え、6月は695台、7月は688台と減少。8月は1047台、9月は1652台、10月は1889台、11月は1766台と、回復傾向を示していた。しかし、12月には1361台と減少し、2013年1月は874台、2月は693台にとどまった。

この結果、ボルトがプリウスPHVの販売台数を3か月連続で上回った。プリウスPHVの販売が落ち込んだのは、フォードモーターが2012年秋に新発売したPHV、『C-MAXエナジー』の影響もありそうだ(C-MAXエナジーの2月実績は334台)。それでもプリウスPHVは、2012年4月から2013年2月累計で、1万4317台を売り上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る