NASA、ISSにドッキング中のドラゴン補給船の地球帰還日を発表…当初より1日遅れの3月26日

宇宙 テクノロジー
SSRMSに把持されたドラゴン補給船運用2号機(SpX-2)
SSRMSに把持されたドラゴン補給船運用2号機(SpX-2) 全 4 枚 拡大写真

米国航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に結合中のドラゴン補給船(ミッション名: SpX-2)の地球帰還日が、着水予定地の天候不順により、当初より1日遅れの3月26日に決まったと発表した。

ドラゴン補給船は、ISSへの物資運搬・ISSからの物資回収を目的とし、NASAとの契約に基づいて米国のSpaceX社が開発した無人の商業輸送機。現時点で損傷なく地球に帰還できる唯一の補給船として知られる。今回のミッションは3月2日に打ち上げられ、翌日にISSと結合している。

1210キログラムもの研究サンプル等を積んだドラゴン補給船は、ハーモニー・モジュールの地球側サイドから分離し、大気圏へ突入・回収される。着水予定地はカリフォルニア半島西部の太平洋上付近。フライトエンジニアのトーマス・マーシュバーン(NASA)らがロボットアームで一連の作業を担当する。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る