韓国キアモーターズは3月22日、『オプティマ ハイブリッド』の改良モデルの概要を明らかにした。実車は3月27日、米国で開幕するニューヨークモーターショー13で初公開される。
初代オプティマは、2000年にデビュー。親会社のヒュンダイの『ソナタ』のプラットホームをベースに開発されたミッドサイズセダンだ。2代目は2005年に登場。米国ではオプティマ、欧州では『マジェンティス』、韓国では『ロッツェ』のネーミングで販売されている。
2010年のニューヨークモーターショー10では、3代目オプティマがデビュー。そのハイブリッド仕様が、オプティマハイブリッドだ。システムは、ヒュンダイの『ソナタハイブリッド』と共通。2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジン(アトキンソンサイクル)に、モーターを加えたものだ。
ニューヨークモーターショー13では、オプティマ ハイブリッドが進化を遂げる。2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジンと、モーターを合わせたトータルでの最大出力は199ps、最大トルクは32.5kgm。とくに、最大トルクは、従来比で5.5kgm引き上げられた。
またモーターは、最大出力を40psから48psへパワーアップ。二次電池のLG化学製のリチウムポリマーバッテリーも、出力を34kWから47kWへ引き上げると同時に、バッテリーの軽量化も果たす。
これにより、従来よりも米国EPA(環境保護局)予想燃費は、およそ3%向上。キアモーターズは、「レスポンスやパフォーマンスも高めた」と説明している。