JAF(日本自動車連盟)は3月29日、同札幌支部と札幌市との間で「札幌市の観光振興に関する連携協定」を締結した。
本協定は、ドライブ観光を中心として、相互の観光事業においてタイアップ。観光連携事業の継続的な実施と拡充強化を図り、札幌市および北海道の観光振興の促進を通じて、地域社会の発展に寄与することを目的としている。
JAFは、会員向けに発行する「JAFMate」誌やWEBサイトで観光施設・特産品情報等を全国に発信する。一方、札幌市は、発行する観光情報冊子においてJAF会員優待情報やJAFのロードサービス案内を掲載する予定。
また、今後、JAFで取り組んでいる安全・安心な冬道ドライブの実技講習会や雪道運転アドバイス動画の配信といった交通安全活動においても、同市の交通安全事業との連携強化を図っていく予定。
JAFでは、自治体との連携協定を昨年より進めており、今回の札幌市との協定は千葉県の5市町(多古町、旭市、銚子市、御宿町、大多喜町)と埼玉県神川町に続く7例目。なお、政令指定都市との協定は今回が初めてとなる。