東武鉄道、基準値を上回るアスベストを含んだ車掌スイッチ販売、自主回収へ

鉄道 企業動向

東武鉄道は、基準値を上回るアスベストを使用した「車掌スイッチ」を中古部品として販売したことが判明し、回収すると発表した。

同社によると車掌スイッチを製造した東洋電機製造からの報告で、車掌スイッチ内部に使用されている絶縁シートに、2006年9月改正の労働安全衛生法施行令に定める基準値を上回るアスベストが含まれていたことが明らかになった。

東武鉄道ではこの車掌スイッチを2001年以降、鉄道イベントなどで中古品として合計80個を一般に販売していた。対象は東洋電機製造社製S551-C-Mで、同社は回収して購入代金を返還する。

この車掌スイッチの絶縁シートは、ねじ止めされた箱内に固形化された状態にあるため、販売された状態ならアスベストが飛散するおそれは無いとしている。

《レスポンス編集部》

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