エアバス、アラバマの組み立てライン建設を開始

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A320組み立てラインの3Dイメージ(動画キャプチャ)
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エアバスは4月8日、アラバマ州モービルで、同社のA320組み立てラインの建設が公式に開始された。

モービル・ブルックレイ・エアロプレックスでの起工式典で、エアバスの社長兼CEOのファブリス・ブレジエ氏は、エアバスの世界的な成長にとってのアメリカ合衆国の施設の重要性を説く。

「A320系列の組み立てラインをモービルに建設することは、エアバスにとって真にパイオニア的である。我々の顧客は燃料の燃焼や排気、運用費をカットするもっと多くの航空機を必要としている。この組み立てラインによって、我々は顧客のニーズに彼等のドアステップ(アメリカ)で応えると共に、加えてこれらの効率の良い航空機に対する世界的な要求に応えることが可能となる。この組み立てラインがオープンした時、我々はアジアとアメリカ、ヨーロッパで航空機を組み立てる唯一の存在となる。」とブレジエ氏は語った。

エアバス初のアメリカ合衆国ベースの生産施設である新しい組み立てラインは、モービル・ブルックレイ・エアロプレックスに設立され、A319とA320、A321航空機の組み立てを促進する。施設の重要な建設はこの夏に始まり、航空機の組み立ては2015年に開始され、モービルで組み立てられた最初の航空機の納入は2016年に行われることが予定されている。エアバスではこの組み立てラインと関連施設で月に最大4機の航空機を生産し、最大1000人の技術者を雇用する見込み。

《河村兵衛》

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