ヤマハ発動機は、インドにおけるモノ創り競争力の強化を目的に、同国UP州スラジプールに二輪車のR&D拠点となる新会社「ヤマハ・モーター・R&D・インディア(YMRI)」を設立したと発表した。
新会社は、昨年設置の「インド調達センター」の調達機能も取り込み、今回、「インド統合開発センター」として稼動を開始した。
YMRIは、昨年タイに設置した「アセアン統合開発センター」に続く2拠点目の統合開発センターの中核を担う会社として今年2月に設立。ヤマハ発動機グループでは、イタリア、台湾、中国、タイに次ぐ海外R&D拠点となる。
YMRIを核とした同センターでは、インド市場に合わせた設計基準、保守基準、製造基準への革新を推し進め、“図面を変える"ことで「世界最安値のモノ創り」を具現化し、同国での事業経営に貢献する。
また、将来的には、チェンナイサイトも設置し、現在、本社で行っている同国向けのモデル開発も行う予定。