ユーロコプタージャパンは、ユーロコプター製ヘリコプター「EC135T2」を1機、静岡エアコミュータへ納入した。機体は人員輸送用として4月中旬から運航開始する予定。
静岡エアコミュータは現在、2機のEC135で運航しているほか、BK117(EC145)を含め、ユーロコプター製ヘリコプターを合計6機運航している。
今回新たに受領したEC135T2、1機を含め、これらの機体は消防防災を始め、報道取材、人員輸送などの幅広い用途で利用する。
ユーロコプタージャパンのステファン・ジヌー社長は「設立当初からヘリコプターは全て弊社製品で運航している静岡エアコミュータに、EC135を納めることができ、嬉しく誇りに思っている。今後も、ユーロコプタージャパンによる直接の整備支援や訓練のトータルサポートにより、顧客の安全運航と、幅広い用途での運用を支えるため、最大限努力する」とコメントした。
最新技術を搭載したEC135は、燃費性に優れた多用途向け軽量双発ヘリコプター。ユーロコプターのフェネストロンをテールローターに採用した機体で、同クラスでも低騒音で、人口密度の高い都市でのドクターヘリ、警察活動、報道、ビジネス輸送などに活用されている。国内でEC135は、70機以上運航されている。