WRC、ラトバラ「ようやく自分のチャンピオンシップが始まる」

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ヤリ-マティ・ラトバラ
ヤリ-マティ・ラトバラ 全 6 枚 拡大写真

先週末のラリーポルトガルでフォルクスワーゲン『ポロR』を駆り、今季初の表彰台に立ったヤリ-マティ・ラトバラ。7度のWRCラリーの勝者であるラトバラは、今年4年間過ごしたフォードからフォルクスワーゲンのファクトリーチームに移籍した。

しかし彼の2013年のWRCは、最初の3戦で彼がポロRのハンドリングに適応が遅れたため、苛立たしいスタートを切ることとなった。

しかしそれらの全てはポルトガルで一変し、フレッシュでさらにアグレッシブなアプローチはステージでの勝利と、彼のフォルクスワーゲンでの初の表彰台へと導いた。

「自分をプッシュして、自分を速く運転するように仕向け、それが功を奏し始めた。経験を積むことで、スピードはおのずとやって来ると自分に思い込ませるようにしたが、その方法ではうまく行かなかった。その為に働かなければならないということだ。シーズンのスタートはタフだった。学んではいるが、同時に期待はずれだった。自分にもっと期待していたのに、結果を得られなかった。車は速かったが、自分はどこか他の惑星にでもいるようだったよ」と彼は語った。

ドライブシャフトの破損で3位に後退するまで、日曜日のポルトガルでラトバラは2位をキープしていた。しかしここでポジションを失ったにも関わらず、ラトバラは上位を保ったままレースを終えることができた。

「今、自分の年が始まるのが見え、やっと自分のチャンピオンシップがスタートできる。アルゼンチンでは自分に良く合ったセットアップを持つことになるが、(今は)この結果に非常に満足している。」とラトバラは語り、さらに彼のチームメイトのオジエとの戦いについて問われた時、彼は「いつかはチャレンジできるといいね。アルゼンチンから先が理想的だが、それは一度に一歩ずつこなさなければならない」と答えた。

《河村兵衛》

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