NASA、国際宇宙ステーションでのソフトウェア無線の実験をスタート

宇宙 テクノロジー
SCaN Testbed
SCaN Testbed 全 3 枚 拡大写真
アメリカ航空宇宙局(NASA)は4月23日、国際宇宙ステーション(ISS)の施設内にて、ソフトウェア無線試験装置(SCaN Testbed)による実験を開始したことを明らかにした。

次世代ソフトウェア無線技術を使用するSCaN Testbedの稼働により、宇宙環境における最新の通信、ネットワーク、ナビゲーション技術実験を行うことが可能になった。

ソフトウェア無線(SDR)は、複数の無線通信手段がソフトウェアの書き換えで対応できる無線通信。実験の成果次第では通信経費の削減や効率性の向上につながる。

「人間による宇宙探査にとっても、ロボットによる宇宙探査にとっても、SCaN Testbedでの実験は必要」とISSプログラム・マネージャのMichael Suffrediniは述べている。

現在SCaN Testbedでは、SバンドとKaバンドのソフトウェア無線技術の研究が進められている。試験装置は今後6年間稼働する見通し。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る