サノヤス造船、パナマックス型撒積貨物船「シーガル・ウインド」を引き渡し

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サノヤス造船、パナマックス型撒積貨物船「シーガル・ウインド」を引き渡し
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サノヤス造船は、サングリア・パイオニア・フォー向けパナマックス型撒積貨物船「シーガル・ウインド」の命名・引渡式を4月24日に水島製造所で実施した。

新造船は、パナマックスバルカーとして世界最大の載貨重量8万3000トンを保持したまま、従来より燃費性能を10%向上した最新鋭・高性能の船型。省エネルギー運航に最大限寄与する8万3000トン型パナマックス新シリーズの第3番船となる。

性能面では、省エネルギーに配慮した仕様を多く盛り込むことで効率化を図り、各種環境対策仕様を採用することで、環境に配慮した船となっている。

省エネ対策としては、低回転・大直径プロペラに加え、サノヤス造船が独自開発したシンプルな平板構造で最大6%の省エネ効果のあるSTF(サノヤスタンデムフィン)を装備、推進効率の向上と低燃料消費量を実現する。

主な環境対策としてはNOx(窒素酸化物)排出2次規制に対応し、省燃費性能を向上させた主機関を搭載する。大気汚染防止、CO2の排出削減に貢献する。

また、燃料タンク防護規制を適用、居住区生活排水・ホールド洗浄水・甲板上雨水の船内一時貯留専用タンクを備えるなどの環境対策仕様を採用する。積み貨物が変わる場合のホールド洗浄を清水で行えるよう専用清水タンクを備えており、大型造水装置による造水・保存が可能。

加えて、上甲板から二重底へアクセス可能なトランクを設置し、貨物を積載している時でも検査・点検ができるようメンテナンス性の向上を図った。

居住区では今年8月以降、起工船に適用される海事労働条約を先取りし、乗組員の居住性を高めるとともに、機能性・操作性を重視した船橋配置、後方視界を確保した窓配置で安全な操船性を確保した。

《レスポンス編集部》

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