トヨタ、GAZOO.com刷新…トヨタファンだけでなく、車ファンを増やす

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トヨタの山田氏とマイクロソフトの小原氏がサービスの強化を巡って固く握手
トヨタの山田氏とマイクロソフトの小原氏がサービスの強化を巡って固く握手 全 9 枚 拡大写真

トヨタ自動車は4月26日、マイクロソフトの次世代プラットフォームを活用し、クルマ関連のポータルサイト『GAZOO.com』を5月30日より大幅に刷新すると発表した。

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トヨタはGAZOO.comをユーザー参加型のポータルサイトとして、トヨタとユーザーを結びつけるWebサイトと位置付け、1998年4月よりサービスを提供してきた。提供するサービスも着実に充実させてきたことで、現在は165万人/月が訪れるサイトに成長。これは5年前に比べると3倍近くにまで増加、トヨタの国内サイトでは商品情報サイト(toyota.jp)に次ぐ2番目の利用者を誇るという。

今回のサイト一新にあたっては、SNSの導入や、スマートフォンを活用したドライブガイド機能の充実、情報のパーソナライズ機能、自動車情報の大幅な拡充を図る予定だ。また、GAZOOとトヨタの情報サイト「TOYOTA.jp」の会員制度を統合する他、新規に導入するSNSについて、FacebookやTwitteサービスの連携を図っていく。

具体的には(1)スマートフォンやカーナビ等のデバイスを活用して、約3万件のオススメスポットや全国250以上のドライブルートを提供。ドライブ中はバスガイドがバーチャルで登場し、付近の観光案内やイベントを紹介する。(2)オンラインとオフラインの結びつきをより強くし、「GAZOO Mura」を従来のインターネット上だけでなくカーナビやスマートフォンでドライブ中でも利用できるようにする。(3)「自動車情報ならGAZOO」と認識してもらえるよう基本機能を充実させ、自動車ポータルとしての機能強化。現在の1400車種から国内外・新旧併せて3000車種以上のデータベースも作り上げる。

この刷新についてトヨタe-toyota部 山田博之部長は、「トヨタファンだけでなく、車ファンを増やすことも重要な目的で、子育て中のヤングファミリーが楽しく遊べる取り組み強化したい」と強調。これにより、トヨタでは1年後には200万人/月まで訪問者数が増加し、スマートフォンを使った利用も現在の3割から5割程度まで伸びていくと見込んでいる。SNSへの対応では、音声認識による入力も採用予定で、ドライブ中でも安全にSNSが利用できる環境を作り上げるという。ただ、提供されるコンテンツは現在のカーナビで利用することはできず、これについては「今後、対応する製品を投入していくが、まずはスマートフォンでの利用を促進していく」(山田氏)と説明した。

また、サイト刷新にあたってトヨタは、日本マイクロソフトのクラウド網サービスを利用することも発表。サイトの検索能力も大幅に強化すると同時に、「過去15年間かけて作ってきたサイトを一元化することで、運営コストは半分以下になる」(山田氏)というメリットも強調した。一方、一緒に登壇した日本マイクロソフトの小原琢哉氏は採用に至るまでの経緯として「ブログやSNS機能が標準搭載されていることも決め手になったようだ」と説明した。

トヨタは2011年4月に、マイクロソフトと「Windows Azure」をベースとしたトヨタの次世代テレマティクス向けグローバル・プラットフォームの構築に向けた提携について基本合意済み。トヨタの社内グローバルITシステム構築にあたり、協力関係を強化していた。今回のサイト一新もこの提携に基づくもので、「SharePoint Server 2013」をパブリック・クラウドサービス「Windows Azure」上に構築することで実現した。

《会田肇》

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