英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーチンは4月26日、都内で4ドアスポーツカー『ラピード』の新型モデル『ラピードS』を日本で初公開した。
2006年のデトロイトモーターショーでコンセプトカーとして発表された「ラピード」は、2010年にプロダクションモデルが登場した。アストンマーチン・アジア・パシフィックのオペレーションズマネージャー寺嶋正一氏は「家族でスポーツ走行が楽しめる車であり、非常に人気がでました」と語る。2013年、100周年を迎えたアストンマーチンは、進化したラピードSをジュネーブモーターショーで発表した。
ラピードSには、新開発された6リットルV12エンジンが搭載された。最高出力558psと最大トルク620Nmを達成し、先代モデルよりプラス81psとプラス20Nmの数字だ。それにより0-62mphの加速が0.3秒早く、4.9秒で可能となった。
エクステリアでは、新デザインのフロントバンパーが特徴だ。先代モデルでは2つに別れていたグリルだったがラピードSはシングルグリルに一新。デザインに対して、「迫力のあるデザインになりましたが、冷却効率も非常に向上しました」と寺嶋氏は話した。