米ボストンテロ、事件の解決にメルセデスベンツが貢献

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メルセデスベンツUSAのスティーブ・キャノンCEOのTwitter
メルセデスベンツUSAのスティーブ・キャノンCEOのTwitter 全 2 枚 拡大写真

米国マサチューセッツ州ボストンで4月15日、ボストンマラソンのゴール付近で2度の爆発が起き、3名が死亡、多くの負傷者を出したテロ事件。この事件の解決に、メルセデスベンツが一役買っていたことが判明した。

これは4月20日、メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAのスティーブ・キャノンCEOが、自身のTwitterページで明らかにしたもの。同CEOは、「盗まれたメルセデスベンツに装備されていた『mbrace2』が、ボストンのテロリストの位置特定に役立った」とつぶやいている。

今回のテロ事件を起こしたのは、チェチェン系移民のツァルナエフ兄弟(兄のタメルラン容疑者と弟のジョハル容疑者)。二人はテロ事件を引き起こした後、メルセデスベンツのSUV、『Mクラス』を奪って逃走した。

このMクラスに装備されていたのが、盗難の被害に遭った場合、車両の現在位置を特定するmbrace2。メルセデスベンツは当局の要請により、mbrace2を使って割り出したMクラスの位置情報を提供。これが、ツァルナエフ兄弟の居場所の特定につながったという。

メルセデスベンツUSAのスティーブ・キャノンCEOは、「今回の件は、我々の法執行機関への協力のおかげ」とコメントしている。

《森脇稔》

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