GMの中国合弁、上海GM…山東省工場が累計生産200万台

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累計生産200万台を達成した上海通用東岳汽車の山東煙台工場
累計生産200万台を達成した上海通用東岳汽車の山東煙台工場 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車最大手のGMと上海汽車の中国合弁、上海GMは5月2日、中国山東省の山東煙台工場の累計生産台数が、200万台に到達したと発表した。

GMと上海汽車、上海GMの3社は2003年、上海通用東岳汽車を設立。その山東省の工場が、山東煙台工場。同工場はもともと、2000年に韓国・大宇自動車と山東省が乗用車生産の合弁工場として建設したもの。2003年にGMと上海汽車、上海GMの3社が買収し、上海通用東岳汽車の山東煙台工場として、再出発している。

5月2日、山東煙台工場では、累計生産200万台目の自動車がラインオフ。記念すべき200万台目となったのは、ビュイックブランドの『エクセルGT』。ビュイックの中国における主力車種のひとつ。同工場の生産開始からちょうど10年での、200万台達成となった。

同工場では車両以外にも、エンジンやトランスミッションなどのパワートレインも製造。ビュイックとシボレーの両ブランド車に搭載され、南米、アジア、アフリカ、欧州など世界20の国と地域へ出荷されている。

上海GMの叶永明 総経理は、「山東煙台工場はこの10年間、素晴らしい業績を残してきた。上海GMの急成長の原動力だ」と述べている。

《森脇稔》

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