スカイマーク3月期決算、ネットワーク拡充で増収ながら機材増加負担などで大幅減益

航空 企業動向

スカイマークが発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比69.4%減の46億7400万円と大幅減益となった。

期中にボーイング737-800型機を3機追加導入して29機体制となった。路線展開では、茨城~那覇線、新千歳~福岡線を新設するなど、ネットワークを拡充した。

提供座席数は同20.2%増やし、旅客数は同7.9%増となった。このため、売上高は同7.1%増の859億4300万円と増収だった。

収益では、航空機材費の増加、燃料コストの上昇、LCC(格安航空会社)との競争激化などで、収益が悪化、経常利益は同48.6%減の80億9100万円となった。純利益は同51.0%減の37億7800万円と大幅減益となった。

今期は、B737-800型機を4機追加導入するとともに、来年2月から3月にかけてエアバスA330-300型機を2機導入、羽田空港発着路線に投入する予定。

通期業績見通しは、売上高が同10.7%増の9510億円、営業利益が同24.1%増の58億円、経常利益が同25.8%減の60億円、純利益が同12.7%減の33億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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