ベンチュリ、EV世界最高速記録に挑戦…目標は600km/h

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ベンチュリ VBB-3
ベンチュリ VBB-3 全 4 枚 拡大写真

モナコに本拠を置くベンチュリオートモービル社は9月中旬、米国オハイオ州立大学と共同で、EVによる世界最高速記録に挑戦する。

同社は2010年8月、米国ユタ州ボンネビルにおいて、最大出力800psのモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載したEVプロトタイプ、『ジャメ コンテント』を使用し、515km/h(平均495km/h)というEVの世界最高速度記録を打ち立てた。

今回、ベンチュリオートモービル社は、この記録のさらなる更新を目指して、EVによる世界最高速チャレンジを行うと発表。進化したジャメ コンテントの3世代目モデル、ベンチュリ『VBB-3』を開発し、600km/hという最高速記録を目指す。

ベンチュリVBB-3では、モーターの最大出力3000psへパワーアップ。8月に米国ユタ州ボンネビルで開催されるボンネビルスピードウィークでデビューを果たした後、9月中旬、目標に掲げる600km/hの最高速に挑む。

今回も、オハイオ州立大学と協力。ドライバーには、再び米国人のロジャー・シュロアー氏を起用する。ベンチュリオートモービル社は、9月に600km/hを達成した場合、2014年には700km/hを狙うとしている。

《森脇稔》

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