韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは、4月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は23万9347台。前年同月比は4.2%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。
市場別では、信用不安に見舞われている欧州が4月、5万3058台を売り上げ、前年同月比は7.1%増と好調を維持。中国では4月、4万8482台を販売し、前年同月比は19.6%増と6か月連続で前年実績を超えている。
一方、米国は横ばい。米国では4月、4万7556台を販売。前年同月比はほぼ横ばいの微増となり、3か月ぶりの前年実績超え。また、地元韓国は4月、4万0554台を販売。前年同月比は1.4%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
車種別の4月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(韓国名:『K2』)が4万1620台で、引き続き最量販モデルに君臨。小型セダン&クーペの『フォルテ』(韓国名:『K3』)が、3万2852台で、これに続いた。小型SUVの『スポーテージ』は3万2844台。ミッドサイズセダンの『オプティマ』は2万4213台、中型SUVの『ソレント』は1万6921台を売り上げる。
キアモーターズの2013年1-4月世界新車販売は、89万2708台。前年同期比は3.1%増とプラスを保っている。