商船三井、コンテナ船が内航船と衝突事故を想定した事故対応訓練を実施、「海猿」も協力

船舶 企業動向
TV会議を利用して重大海難対策本部と船管理会社で訓練
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商船三井は、重大海難事故に備えた緊急対応訓練の一環として、第五管区海上保安本部の協力のもと、大阪湾内で内航船と衝突する事例を想定した事故対応訓練を実施した。

訓練は、商船三井グループ企業理念「安全運航を徹底し、海洋・地球環境の保全に努める」に基づく緊急対応体制をより強固のものに整備するため、実施する。同社運航コンテナ船でのコンテナ、危険品の流出、火災が発生した場合の必要な対応と情報伝達が、的確、円滑に行えることを確認した。

香港に拠点を置く同社コンテナ船部門が運航管理し、グループ船舶管理会社が管理するコンテナ船が、大阪湾内で内航船と衝突し、積載していたコンテナと危険品が船外流出し、甲板上で火災が発生したとの想定で訓練を実施した。

事故発生の第一報を受けて、第五管区海上保安本部への通報、社内への重大海難対策本部を設置、香港事務所を含む関係者間の情報収集・伝達などの初期対応、船への指示、模擬記者会見などを実施した。

同社では、訓練で培ったノウハウを共有することにより、グループ全体で万一に備えたより一層強固な緊急対応体制を整備していく。

《レスポンス編集部》

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